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2009年7月28日 (火)

報道に罪はないのか?

2009年7月28日 晴れのち雨
気温はそう高くないが、湿度は高く、体感温度はやや高めです。

しばらく忙しく更新できないでいました。今日は少し時間ができました。

報道により辛い思いをしている方々はいるでしょう。しかし、報道に罪が認められることは稀にしかありません。東京女子医大で起こった心房中隔欠損症手術時の人工心肺事故では、現在、無罪が確定した被告に対して、不十分な調査に基づく報道でその名誉を毀損したと思われる事例がありましたが、今回、高等裁判所では『報道機関の罪』が認められませんでした。

地方3紙の賠償責任なし=通信社記事掲載の名誉棄損認めず−女子医大事故報道・高裁

<以下引用>
『地方3紙の賠償責任なし=通信社記事掲載の名誉棄損認めず−女子医大事故報道・高裁
 東京女子医大病院(東京都新宿区)の医療事故に関する共同通信社の記事で名誉を傷つけられたとして、刑事事件で無罪が確定した佐藤一樹医師(45)が同社と配信記事を掲載した地方紙3社に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は28日、3社に計385万円の支払いを命じた一審判決を取り消し、原告側の請求を棄却した。一審と同様、共同通信の責任も認めなかった。
 3社は秋田魁新報社(秋田市)、上毛新聞社(前橋市)、静岡新聞社(静岡市)。
 判決で都築弘裁判長は、通信社の配信システムを、「全国民に情報を伝達するために有用で、国民の知る権利に奉仕する報道の一形態として尊重すべきだ」と述べた。
 その上で、共同通信は正確な記事を配信できる態勢を整えており、記事の正確性のチェックなど必要な措置を取っていると指摘。3社について「取材するに当たっての注意義務を共同通信が履行することを期待できた」として、注意義務違反はなかったと認定、過失責任を否定した。
 一審東京地裁は「通信社の記事でも、真実性について高い信頼性が確立しているとは言えない」として、掲載紙側の責任は免れないとしていた。
 判決によると、3社は2002年7月、心臓手術を受けた小学6年女児の死亡事故について、佐藤被告の医療ミスが原因とする共同通信の配信記事をそれぞれ掲載した。
 佐藤医師は業務上過失致死罪に問われたが、一、二審とも無罪とされ、今年4月に確定した。(2009/07/28-20:37)』
<引用終わり>

報道機関はその影響力の大きさから、ときにヒトを傷つけることがあります。しかし、その罪が認められることが稀なのはどうしてでしょうか??刃をもつものに、十分な抑制力をもって対処しなければ暴走するだけでしょう...。

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