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2009年6月28日 (日)

格差

2009年6月28日
晴れのち雷雨!!熱帯なのか?と思いました。

日本は医療において「間違いなく」恵まれた国であろうと思います。国民皆保険で、ある程度の高度医療ならば、ほとんど負担はなくて、その恩恵に与ることができます。ただ、世界を見渡すと、一部では輸血もできない、点滴もあるのか?といった国が存在します。

ペシャワール会が行っているパキスタン、アフガニスタンもその範疇に入るのかもしれません...。あるブログを書かれている先生が行かれているラオスでもそのようです。

日本の医療水準は、その国力によりはぼ最高の水準を維持している。これを認識しておかなければなりません。

さて、話は若干飛びますが....。ときどき読む、「曽野綾子」さんのエッセイでこのような記述が...。

<以下引用>
『おかしいのは、日本人が世界のどこででも法が行使されるものと勘違いしている点である。ペルーでも、現在の日本のように整然と法が適用され、フジモリ氏はその法の下に警察か軍に身柄を守られて裁かれ得ると考える日本人が実に多いことが最近になってわかった。ペルーだけでない。世界ではまだ法が権力によって即時に変えられるか守られない国家はいくらでもある。』
<引用終わり>
曾野綾子:夜明けの新聞の匂い:死んだ侍 から

いろいろな問題点はありますが、日本は基本的に法治国家としてキチンとしたものをもっています。医療においても予防接種等の先進国の中では異様に遅れている部分はありますが、そのレベルはたいしたものです。しかし、そのレベルを維持するために、非常に安価な医療費、そして先進国の中で最も少ないレベルに入る医師数で現場は火の車になって犠牲になりながら働いている。それが、現実です。

今後は、医療費の負担をどのように考えるか?国を挙げての議論が必要となるでしょう。

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コメント

 この状況でよく医者がこの国に残っているものだと海外の医者は思うことでしょう。ただ近隣のアジアの国々に移ってもやりたい医療は出来ず、欧米は言葉の壁があってなかなか行けないということでくすぶってしまいがちです。

 もっともイギリスの医者は逃亡し、ドイツもストライキが頻繁に起こっているようで、北欧くらいしか残っていないように思いますが。

 それにしても医療には金がかかるってどうして思えないのでしょうかね・・・

投稿: クーデルムーデル | 2009年6月29日 (月) 17時00分

クーデルムーデルさま

コメントありがとうございます。
>それにしても医療には金がかかるってどうして思えないのでしょうかね・・・

そうですね...。国民皆保険で非常に安く医療へとアクセスできるようになってるのが一つの原因だと思っています。水や空気も実際はタダではありませんが、タダのように感じてしまいます。それと同じように、医療もタダに近いのが当たり前のように思われるのかもしれませんね...。

投稿: いなか小児科医 | 2009年6月29日 (月) 22時09分

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