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2008年7月20日 (日)

養成数増加を支えきれるのか?

2008年7月20日 晴れ
ものすごく暑い日です。

さて、医師数に関する記事。
講演会:医師不足を論じ、86人が聴き入る−−勤労センター /和歌山 7月20日18時2分配信 毎日新聞
魚拓

『県社会保障推進協議会の講演会「今、医療崩壊を問う」が19日、和歌山市西汀丁の市勤労者総合センターであり、財団法人国民医療研究所の日野秀逸所長が深刻化する医師不足などを論じ、86人が熱心に聴き入った。
 日野所長は、医師不足問題について、人口10万人当たりの平均医師数(04年)が日本は200人なのに対し、欧州各国はじめ先進国が加盟するOECD(経済協力開発機構)の平均は310人だとして、医師養成を抑制してきた国の政策を批判。今年6月、国が医師増を目指す政策に転換したことを「世論と運動の成果」と評価した。【山下貴史】

7月20日朝刊

最終更新:7月20日18時2分』

日野所長の仰ることは至極まっとうで理解できますが...【今年6月、国が医師増を目指す政策に転換したことを「世論と運動の成果」と評価した。】の部分には小さな心配をもっています。それは、医師を育てる機関の容量です。これまで医師養成数は抑制されてきました。医育機関はずっと抑制されて来たのです。つまり、そう簡単に医師養成数を増やして上手く行くのか??医育機関はパンクしないか??です。

いくつかのブログでも、「これ以上のキャパシティーがない」と受け取れる記述が出てきます。年間400人程度の養成数増加に大学は耐えて行けるのでしょうか?心配です。

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コメント

初めまして!私は医療に携わる事の無い一般人です。先生の記事は最近ブログを始めた私ですが、よく読ませて戴いてます。これから遡って先生の記事を少しずつ読ませて戴き未開の分野の知識を身に付けたいと思っています。医療問題と云うのは私達からは窺い知れない問題が山積しているのですね…。総合医問題も読ませて戴きましたが私達一般人からすると『お医者さん』は得意不得意はあっても医療に関しては万能であると思っていましたので総合医制度?が最近見直されている事に驚きを禁じ得ません。又、今回の記事で、政府は簡単に医者を増やすとか言っていましたが、養成する大学が足りないとは思ってもいませんでした。現場の声を政府も官僚も一般国民もあまり聞いていません。何故マスコミ等は採り上げないのでしょうか?
私は今年56歳になります。今年から国民健康保険・介護保険に加え後期高齢者医療支援金なるものを払うように通知が来ました。もちろん保険料合計は上がっています。いろいろ制度を作って名称は立派ですが負担金は1.8倍ぐらいになっています。負担は増大し診療は圧縮されているようですが政府の目的は何処にあるんですかね……
先生!これからも今まで通り良い記事をお願いします。

投稿: Y・T | 2008年7月23日 (水) 21時39分

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