最近の状況
2008年6月24日 雨
晴れ間もつかの間....梅雨空に逆戻りです。
最近、結構レアな疾患に当たってます。
1.先天性心疾患では、総肺静脈環流異常症...通常はチアノーゼが前面に立ちますが、あまり目立ちませんでした。診断には自信がなかったのですが、本当にTAPVDであれば見逃すと結果が悲惨ですので...。NICUに搬送していただきました。
2.先天性でない横隔膜裂孔ヘルニア...乳児例、感冒様症状でしたが、『呼吸が苦しそう』とのことで受診。左の呼吸音が減弱しており無気肺を疑い胸写施行。写真を見て...ビックリ。すぐに、小児外科のある施設に転送です。
3.ペルテス病...男児。時々出現する跛行にて受診。近医でも疑われていましたので、股関節MRIを施行。明らかに大腿骨頭の信号に左右差があり、整形にコンサルト。やはり、ペルテス病の診断。幼年発症例であり、経過観察にてフォロー。
学校心臓検診からまわってくる患児にASD:心房中隔欠損症などが時折含まれます。本日も1例、疑い例がありました...。
後に相当の脚色を加え、フィクションとして語ってみようと思います。
本日はこれまで.....。
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コメント
医療系のブログはこういった日常診療に紛れた難病・難解診断を一般の人達に伝える手段としてとても有意義ではないかと考えています。
もちろんプライバシーの保護に細心の注意を払わなくてはなりませんが。
いずれも難しい患児ですね。
投稿: クーデルムーデル | 2008年6月26日 (木) 08時13分
クーデルムーデルさま
こんばんは
いろいろな場面で、教科書的な診断法では正確に診断できない「隠された病態」というものに遭遇します。貴ブログ:やはりアッペに始まりアッペに終わるなども、その好例であり熟達した臨床医のニオイを感じます。
読書だけではつかみきれない、そして、自分のものにできない、そのような『感覚』をこれからも大事にしていきたいと考えますし....後進にも伝えて行きたいと思ってます。
このような場末のブログが、伝える場所の一つになればと願います。
投稿: いなか小児科医 | 2008年6月26日 (木) 21時39分