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2008年2月11日 (月)

小児科時間外診療について思う

2008年2月11日 晴れ
またまた、朝は霜が降っていました。今日は、地域の輪番で時間外診療していました。多くの患者さんは、来院されるのに相当の症状でやってこられます。そして、患者さんの数は60人を超えていました。救急車の対応で、診療がストップするとまたたくまに、カルテは10冊以上積み上がります。

最近、疲労がたまってくると...『いつまでこの状況を続けられるだろうか?』ふと、思ってしまいます。

近場の病院ではこのようなコトも起こってきています。
小児科の時間外診療原則中止 済生会日田病院

『日田市で唯一、小児科がある救急病院の県済生会日田病院(西田敬院長)は四日、夜間の急患を含む小児科(診療対象十五歳未満)の時間外診療を三月から当面、原則的に中止すると発表した。同病院は「小児科医の派遣を受けている大学病院からの派遣を今後も維持するための勤務環境改善措置」と説明している。』

医師も人間です。普通だったら過労死してもおかしくない勤務状況を長く続けることは出来ないでしょう。診療時間の縮小は現状では仕方がない選択であろうと考えます。少なくとも今の状況(つまり、今の医師数、そして日本の医療費...)では、病院(特に小児科)はコンビニエンスストアたることはできません。当然、アクセス制限は必要となるでしょう。そして、それを実現するには患者さんへの適切な教育、そして、医療者側の哲学が必要となります。

本日参照させていただいた記事です。

『小児科の時間外診療原則中止 済生会日田病院

 日田市で唯一、小児科がある救急病院の県済生会日田病院(西田敬院長)は四日、夜間の急患を含む小児科(診療対象十五歳未満)の時間外診療を三月から当面、原則的に中止すると発表した。同病院は「小児科医の派遣を受けている大学病院からの派遣を今後も維持するための勤務環境改善措置」と説明している。

 同病院小児科には久留米大学医学部付属病院から派遣された常勤医二人が所属。時間外診療が多く精神的、肉体的負担が大きい状態が続いてきたという。このため昨年十二月に土曜診療を、ことし一月には平日(月曜日から金曜日)午後の診療を廃止。だが急患は時間外でも対応してきた。
 三月以降は、平日午前中のみ診療。時間外は、ほかの病院の紹介状がある場合は平日が午後八時まで、土、日曜、祝日が午前九時から午後五時まで、救急車も平日午前八時半から午後五時までに診療時間を制限。十五歳未満の場合、これ以外の時間帯は、内科などほかの科でも診療しない。
 市医師会の夜間・休日当番医が診療を終える午後十時から翌日午前八時半までは、市内に小児科の急患を診療する医療機関がないことになる。県済生会日田病院では同時間帯の小児科の急患は「久留米市など他地域の医療機関で対応してもらうしかない」としている。
 西田院長は「この勤務条件では、今後新たに医師を派遣することはできないと派遣元に通告された。診療制限は、いまのままでは小児科医が引き揚げられることになるための苦肉の策だ。根本的な解決策は医師の増員しかないが、派遣元でも小児科医が不足しており現実には難しい」と話している。』

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コメント

祝!復活おめでとうございます。

いろいろあったかと思いますが、とりあえずブログ前線に戻ってこられた事をお祝い申し上げます。

投稿: Yosyan | 2008年2月12日 (火) 19時45分

Yosyanさま

早速のコメントありがとうございます。身辺はまだまだ...の状況ですが...ここらで再開したいと思います。これからもよろしくお願いします。

投稿: 管理人 | 2008年2月12日 (火) 23時11分

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