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2008年2月23日 (土)

フリースクールへの補助金

2008年2月23日 晴れ
風が強く、土ぼこりが舞い上がった一日でした。関東では春一番であったようです。

さて、様々な環境の変化などから、学校に行けない児が増えてきています。日常診療の中でも、不登校の児をみることは決して珍しくなく、相談を受けることが多くなっています。私自身は、なかなかその児たちに『何かをしてあげる』ことはできませんが....今後は、もう少し勉強を積んで、適切に関わっていけるといいなと感じています。

さて、その不登校児たちを迎えるフリースクールという正規の学校ではない『学校』が増加してきており、様々な原因で通常の学校に登校することができなくなった児たちの勉強の場となっています。全国で約400から500程度は存在するようです。

フリースクール 福岡県が全国初の補助金制度 2月23日16時50分配信 毎日新聞
魚拓

『不登校の小中学生が増え続ける中、福岡県が今年度、民間の小規模フリースクールへの補助金交付制度を始めた。初年度は600万円を予算計上し、今月、支給する4施設を決定した。行政がフリースクールの日常の運営資金を支援する制度は都道府県では初めてとみられる。』

フリースクールはほとんどが小規模で税制上の優遇なども受けられないでしょう。運営もそんなに容易いものではないはずです。

『生徒数人の小規模なフリースクールは子供にとって居心地の良いケースが多い半面、運営資金に窮する例もあり、福岡県は補助金支給を決めた。子供たちの学校復帰や自立支援を目的とし、NPOや財団など公益法人のフリースクールで、小中学校が施設での学習を出席扱いしてくれることなどが支給条件。今年度支給は福岡市3施設、大牟田市1施設。』

学校に行けなくなったこどもたちにとって、フリースクールはかけがえのない大切な場所であると感じます。ただ、小規模であるだけに運営は難しくなると思います。それを、行政が補助するのは悪いコトではないでしょう。

『NPO法人フリースクール全国ネットワークの奥地圭子代表理事の話 子供たちが安心して学べる場を保障していくことは大切。学校復帰だけにこだわらず、子供の意思を尊重すれば、福岡県の補助は非常に良い制度になるだろう。』

学校に行きたくても行けないこどもたちがいる。そのこどもたちの意思は尊重すべきであるということなのでしょうね....。

本日参照させていただいた記事です。

『フリースクール 福岡県が全国初の補助金制度 2月23日16時50分配信 毎日新聞

不登校の小中学生が増え続ける中、福岡県が今年度、民間の小規模フリースクールへの補助金交付制度を始めた。初年度は600万円を予算計上し、今月、支給する4施設を決定した。行政がフリースクールの日常の運営資金を支援する制度は都道府県では初めてとみられる。【松田幸三】

 生徒数人の小規模なフリースクールは子供にとって居心地の良いケースが多い半面、運営資金に窮する例もあり、福岡県は補助金支給を決めた。子供たちの学校復帰や自立支援を目的とし、NPOや財団など公益法人のフリースクールで、小中学校が施設での学習を出席扱いしてくれることなどが支給条件。今年度支給は福岡市3施設、大牟田市1施設。

 他府県では、神奈川県が04年度からフリースクールのキャンプなど特定事業に100万円を上限に補助しているほか、京都府は08年度から教材、体験学習費用などに限定し45万円を助成する方針。これに対し、福岡県の場合は補助金を新規職員カウンセラーの配置や体験学習、施設費など幅広く使えるのが特徴になっている。

 七十数万円の補助金支給が決まった、福岡市博多区博多駅東のNPO法人教育オンブズマン「うりはみクラブ」は昨春開校し、現在4人が学ぶ。クラブの山口秀範理事長(59)は「今回の支給を機に不登校の子供たちをさらに受け入れていきたい」と話した。

 県は08年度も1600万円を予算計上し、1施設200万円を上限に希望施設を募集する予定。県教委によると、県内の不登校児童・生徒は増加傾向で、06年度は公立小学生793人▽同中学生4157人。担当の県私学振興課は「不登校の生徒にはフリースクールのような学習の場も必要」と話している。

 NPO法人フリースクール全国ネットワークの奥地圭子代表理事の話 子供たちが安心して学べる場を保障していくことは大切。学校復帰だけにこだわらず、子供の意思を尊重すれば、福岡県の補助は非常に良い制度になるだろう。

 フリースクール 不登校の子供たちの受け皿として、民間や個人が作った学校。フリースクール全国ネットワークによると400〜500カ所という。文部科学省調査では、06年度の不登校の小中学生は5年ぶりに増え12万6764人。不登校の中学生の割合は過去最高となった。学校長の裁量でスクールへの通所を出席日数にカウントできるようになったのは92年から。

最終更新:2月23日16時50分』

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コメント

フリースクールも含む多様な学ぶ形態が認知されることは、子ども達にとって望ましい事だと思います。confident

投稿: ふる | 2008年2月24日 (日) 08時13分

こんばんは

ふる さま

コメントに対するレスが遅くなり申し訳ありません。

>フリースクールも含む多様な学ぶ形態が認知されることは、子ども達にとって望ましい事だと思います。

まったく仰る通りと思います。今の時代には必要であると感じます。

投稿: 管理人 | 2008年3月 1日 (土) 23時39分

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