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2007年6月 5日 (火)

環境に優しい国....

2007年6月5日 晴れ
中国(中華人民共和国)はいわずと知れた世界最大の人口を誇る大国です。その人口は、2004年の時点で約13億人であり、この国が急速に経済発展するにしたがって、いろいろな事が起こってきます。一つの問題は、環境に関する問題で、石炭が重要なエネルギー源となっているこの国では、その熱効率の悪さからCO2の排泄量がかなり多いとされているようです。しかし、中国政府からは、その意見を牽制する声明が出されました。

中国は環境に優しい国?!脅威論を完全否定!—途上国向け規制に反発[Record China:2007年06月05日 17時46分]
キャッシュ

『2007年6月4日、国務院広報主催の記者会見が行われた。国家発展改革委員会・馬凱(マー・カイ)主任が出席し、環境分野における中国脅威論を否定した。

馬主任は三つの数字を挙げ、環境保護分野で近年高まる中国脅威論を否定した。第1の数字は二酸化炭素の累積排出量。1950年から2002年までの52年間、化石燃料由来の二酸化炭素の累積排出量では、中国は世界のわずか9.33%を占めるにすぎない。第2の数字は1人あたり二酸化炭素排出量、中国は3.65トン。これは世界平均の87%でしかない。第3の数字はGDP増加に伴う二酸化炭素の排出増加係数。国際エネルギー機構の統計では、1990年から2004年の世界平均ではGDPが1%成長するごとに二酸化炭素排出量は0.6%増加していたという。これに対し、中国ではGDPの成長1%あたりの排出量の伸びはわずか0.38%。上記の数字から中国は世界平均を上回る環境に優しい国だと主張している。』

うーむ。どうでしょうか?世界が現在直面している環境問題としてのCO2排泄量は...当然総量を考えなければなりません。人口が非常に多いということは、一人あたりの排泄量が仮に低くても、全体としてかなりの排泄量となってくるでしょう。

第1の数字を検討してみると、近年、中国は急速な経済発展をしています。50年以上のスパンのデータを示しても、現状をあらわしているとはいいにくいかもしれません。

第2の数字は仮に世界平均の87%のものであったとしても、国全体では膨大な排泄量です。そして、急速な経済発展で湾岸部の上海などではきらびやかな生活がなされ、内陸の方ではいまだに貧乏な生活がなされているようです。この格差のために、一部では凄まじい量のCO2排泄が行われ、農村地帯のあまりCO2を出さない生活をされている方々がそれを打ち消しているという考えもできます。経済発展が内陸まで充分に浸透すると、この値も徐々に増加するのでは?と危惧します。

第3の数字は急速なGDPの伸びのために、ややCO2排泄量が薄められたということはないでしょうか?そして、中国内ではエネルギーが枯渇しかかっているとの話も漏れ伝わっています。エネルギーを消費しない形でのGDPの伸びがあるのでは?とも思います。(これは、地球環境から考えると良いことのようですが、ひょっとするとバブルが進んでいるのかもしれませんね...。)

本当に、経済発展とともにCO2の排泄も増えていないとすれば、それはスゴくいいことでしょう。でも、ココにならべられた数字はちょっとギモンが残ります。

本日、引用させていただいた記事です。

『中国は環境に優しい国?!脅威論を完全否定!—途上国向け規制に反発(Record China)

2007年6月4日、国務院広報主催の記者会見が行われた。国家発展改革委員会・馬凱(マー・カイ)主任が出席し、環境分野における中国脅威論を否定した。

馬主任は三つの数字を挙げ、環境保護分野で近年高まる中国脅威論を否定した。第1の数字は二酸化炭素の累積排出量。1950年から2002年までの52年間、化石燃料由来の二酸化炭素の累積排出量では、中国は世界のわずか9.33%を占めるにすぎない。第2の数字は1人あたり二酸化炭素排出量、中国は3.65トン。これは世界平均の87%でしかない。第3の数字はGDP増加に伴う二酸化炭素の排出増加係数。国際エネルギー機構の統計では、1990年から2004年の世界平均ではGDPが1%成長するごとに二酸化炭素排出量は0.6%増加していたという。これに対し、中国ではGDPの成長1%あたりの排出量の伸びはわずか0.38%。上記の数字から中国は世界平均を上回る環境に優しい国だと主張している。

さらに馬主任は、国際社会は中国を含む発展途上国に環境保護の量的規制を課すべきではないと述べ、もし規制の結果、発展途上国の経済成長の道を閉ざすようなことになれば、環境問題以上のより大きな不幸をもたらすことになると強調した。もっともこの主張は中国が環境保護に関する国際的義務を放棄することを意味しないとも言明している。(翻訳・編集/KT)

[Record China:2007年06月05日 17時46分]』

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コメント

こんにちわ(*^_^*)
中国って、確か自分の国の人口さえも正確に把握してないですよね。。本当かどうか知りませんが、塩の総消費量を一人当たりの消費量で割って、人口を出しているとか?そんな話を聞いたことがあります。。
そんな適当な国の統計なんて、信用できないとdoraは思います。。
 
急速な発展のせいで、環境問題だけでなく、モラル自体が欠落している気がしてなりません。。

投稿 doradora | 2007年6月 6日 (水) 10時31分

doradoraさま

コメントありがとうございます。
>そんな適当な国の統計なんて、信用できないとdoraは思います。。

そうですね。頭のいい方はいっぱい居る様なのに...表に出る数字は間違っていることが多いんですよね...。多分、意図的に間違っているんでしょうね...^ ^;

>急速な発展のせいで、環境問題だけでなく、モラル自体が欠落している気がしてなりません。。

そうですね...。でも、元々の思想がそのような感じかもしれない...とも感じています。

投稿 管理人 | 2007年6月 6日 (水) 22時08分

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