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2007年3月22日 (木)

人間は手紙ではない

2007年3月22日 晴れ
結構なあったかさでした。未明に緊急記者会見を開き、タミフルの使用を控えるようにとの通達です。この国の、官僚さんはどうなっているのでしょうか?確かに、必要のない患者さんには使用を控えるべきです。ただ、最近の医療行政の態度はあまりに豹変しすぎます。3月21日は休日でしたが、この通達が行き届いていない医師は、特に入試などの重要なイベントを控えたインフルエンザ罹患児にタミフルを処方していたのではないでしょうか?

さて、「こうのとりのゆりかご」については数回、拙ブログにて触れています。マスコミの方々は、この遺棄された新生児を保護する施設を、まるで赤ちゃんを手紙に例えたような「赤ちゃんポスト」という名前で呼びます。このネーミングのためか、日本国の首相を含む、多数の人々が本来のこの施設の意味合いから離れた存在意義で、この施設をとらえているように感じます。新生児は立派な人間である。決して、手紙やものではない。この名前には、遺棄された子供に対する人間としての敬意は微塵も感じることができません。今後は、この名前を使用するべきではないと感じます。

共同通信の記事。(3月22日)

『親が育てられない新生児を匿名で預かる「赤ちゃんポスト」計画を進めている慈恵病院(熊本市)の蓮田晶一(はすだ・しょういち)院長は20日の記者会見で「『赤ちゃんポスト』というセンセーショナルな名前はよくないと考えている。できれば違和感のない言葉を使っていただきたい」と報道各社などに要望した。同病院は「こうのとりのゆりかご」という名称を使用している。』

この記事の中にも、このいかがわしい名前は2つ、病院が使用する正式名称は1つ使用されています。既に、マスコミが使用し始めた名前が一人歩きしているのでしょうね。マスコミの方々の罪は大きいと感じます。

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コメント

「こうのとりのゆりかご」が今日完成したということです。生きるべきいのちに幸福あれ!
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/23652.html

投稿: 雪の夜道 | 2007年5月 1日 (火) 14時34分

とうとう、完成したのですね...。
生存権保証のための最後の砦。これにより救われる新生児が多くないように祈るのみ...です。

投稿: 管理人 | 2007年5月 1日 (火) 23時18分

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