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2006年12月15日 (金)

福島県立大野病院事件の続報

2006年12月15日 晴れ
冬ですので当然ですが、忙しい毎日です。

さて、福島県立大野病院の産婦人科医が不当に逮捕拘留された事件で、少しづつですが動きがある様です。

『大野病院医療事故:「医師は最善尽くした」 弁護側、改めて対決方針 /福島』(毎日新聞12月15日)

『県立大野病院(大熊町)で起きた医療事故で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産婦人科医、◯●被告(39)の福島地裁での5カ月間にわたる公判前整理手続きが14日終わった。弁護側は会見で、「医師に対する業務上過失致死事件で、医師の裁量が問われた裁判はこれまでにない。◯●医師に過失はなく、最善を尽くしたので無罪だと確信している」と検察側と全面対決する方針を改めて示した。』

拙ブログでも、この事件の被告には過失はなかったと判断しています。

『癒着胎盤について、「子宮後壁の一部への癒着で、程度も軽かった。はく離を継続しても問題はなかった」と主張。出血は「はく離に伴うものだけではない」と指摘し、手術用はさみの使用は「はく離面の面積を小さくして出血を最少にするため」と説明している。』

医学的に受け入れられる説明であると感じます。

今後、この事件が検察の「暴走」として社会に認識される日がくるのを待っています。

本日参照させていただいた記事です。一部加筆しております。

大野病院医療事故:「医師は最善尽くした」 弁護側、改めて対決方針 /福島

 ◇公判前整理終了

 県立大野病院(大熊町)で起きた医療事故で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産婦人科医、◯●被告(39)の福島地裁での5カ月間にわたる公判前整理手続きが14日終わった。弁護側は会見で、「医師に対する業務上過失致死事件で、医師の裁量が問われた裁判はこれまでにない。◯●医師に過失はなく、最善を尽くしたので無罪だと確信している」と検察側と全面対決する方針を改めて示した。

 争点は6点に絞られ、弁護側は◯●医師の刑事責任を全面的に否定している。癒着胎盤について、「子宮後壁の一部への癒着で、程度も軽かった。はく離を継続しても問題はなかった」と主張。出血は「はく離に伴うものだけではない」と指摘し、手術用はさみの使用は「はく離面の面積を小さくして出血を最少にするため」と説明している。

 また、弁護側は医師法の届け出義務は「異状死の定義があいまい」と指摘し、「◯●医師の供述調書は本人の主張とずれている。文献や医学書が証拠採用されず、検察側が専門的なことを理解しようとする姿勢がみられない」と批判した。

 検察側はこれまでに、癒着の範囲は弁護側の主張より広かったとし、出血もはく離によるものが大部分だと主張しているという。福島地検の片岡康夫次席検事は「来年の公判期日以降において、主張を明らかにし、事実関係の立証に努めたい」とコメントした。

 来年1月の初公判では、検察側、弁護側双方の冒頭陳述が行われる。2回目以降は月1回程度公判が開かれ、検察側が証人申請した手術に立ち会った医師や看護師、病理鑑定をまとめた医師ら計8人への尋問を5月ごろまで行う。その後、弁護側証人の尋問が予定されている。

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 昨日はちょっと記事を書いててやんなっちゃうほどだったんで、中途ハンパでちょん切れちゃったけど、気を取り直してあちこちのブログをのぞいてみると、「東京日和@元勤務医の日々」をやってるSkyTeamさんのとこで、この病院がある大阪の産科事情を解説した新聞記事を紹介していた。  なんだか前のNHKの番組でもやっていた「ドミノ倒し現象」が次々と起きているようで、これじゃー奈良に寄っかかられたってムリムリ。もっとも、奈良の事件とこーゆー記事を関連づけて考えられる読者が、どれくらいいるかは疑問だけどね。そもそ... [続きを読む]

受信: 2006年12月19日 (火) 00時18分

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