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2006年10月12日 (木)

公的病院の医師不足

2006年10月12日 晴れ
秋晴れが続いています。

地域における医師不足は、いよいよきわまってきているようです。三重県では県立病院で定員割れです。
県立志摩病院:4医師退職の意向 県議会委、院長が窮状訴える /三重(毎日新聞)

『県南部の医師不足が深刻化する中、県立志摩病院(志摩市阿児町)の田川新生院長が、10日開かれた県議会予算決算特別委員会で「今年度内に少なくとも4人の医師が退職の意向を示している」と述べ、地域医療の窮状を訴えた。
 志摩病院では現在、28人の医師のほか、山田赤十字病院(伊勢市)から常勤で派遣されている医師2人が産婦人科の外来診療を行っており、計30人が勤務している。田川院長は「医師不足で全く休みが取れない。若い医師は、年に1〜2カ月間は(最新医学の)勉強をする時間が欲しいと訴えているが、それもできない」などと現状を報告し、30人のうち4人が退職の意向を示していることを明らかにした。その上で「地域医療が崩壊し、パニックにならないと、この状況は改善されないのではないか」と、今後の医療体制について危機感を示し、行政が早急に医師確保対策を講じるよう求めた。
 県病院事業庁によると、同庁が経営する県立4病院の医師数の現状(10月1日現在)は、▽総合医療センター(四日市市)が定数70に対し58人▽こころの医療センター(津市)が同15に対し13人▽一志病院(津市)が同8に対し3人▽志摩病院が同36に対し28人—といずれも定数に満たない。人口10万人当たりの医師総数(04年度調査)でも県内は、全国都道府県でワースト12位の176・8人で、全国平均の201・0人を下回っている。』

田川院長の「地域医療が崩壊し、パニックにならないと、この状況は改善されないのではないか」ということばが重く響きます。私の勤務している病院でも医師の定員は満たされていません。徐々に真綿で首をしめられるようにボディブローが効いてきている様です。

医師の偏在?医師数の絶対的不足?地域医療の魅力の減少?いろいろな要因が絡み合っているようですが....
日本の地域医療は崩壊へと動きつつある様です。

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