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2006年10月14日 (土)

証拠?

本日2稿目です。

北朝鮮の地下核実験に関しての報道です。

放射性物質確認、米政府が日本に伝える…北の核実験(読売新聞)

『米政府は14日、日本政府に対し、今月9日の北朝鮮による核実験実施発表を受けて米軍機が行っていた放射性物質の採取・分析により、大気中から微量の放射性物質が確認できたと伝えた。日本政府筋が14日、明らかにした。
 ただ、米政府は、分析は暫定的なもので、北朝鮮の核実験が確認できたわけではないとしているという。米側は引き続き分析を進め、核実験によるものかどうかの特定を急ぐことにしている。
 核実験実施発表後、日米両政府は、航空自衛隊のT4練習機や、米軍のWC135偵察機などで放射性物質の集じんを進めていた。これまでT4機では採取に至らず、地震波の分析では揺れが小規模だったため、核実験が実施されたかどうかの確認はできていない。』

<北朝鮮核実験>「米軍検出」で日本政府も情報収集(毎日新聞)

『<抜粋>北朝鮮の核実験をめぐっては9日、同国が「実験成功」を発表。しかし、核実験全面禁止条約機関(CTBTO)準備委員会は13日、特別会合で放射性物質は検出されていないとの観測結果を報告した。日本でも36都道府県などが観測を行ったが、放射性物質は検出されておらず、地震波のデータだけでは核実験か大量の爆薬を使ったものか判定できない状態が続いている。【古本陽荘】
 ◇核爆発で検出される放射性元素は——
 検出されると核爆発の疑いが濃いとされる放射性元素は、バリウム140やジルコニウム95、ヨウ素131などだ。核実験全面禁止条約(CTBT)に基づく核実験の監視体制で、観測の標的としている。
 日本原子力研究開発機構によると、これらは核爆発などの核反応で生じる一方、自然界にはほとんど存在しない。比較的短期間で他の元素に変わってしまう性質があるため、過去の核実験や原発事故の影響で残っていることも考えにくいという。
 また、地下核実験でほとんどの放射性物質が地下に封じ込められた場合も検出されやすい元素としては、キセノンやクリプトンなど「希ガス」と呼ばれる元素の放射性同位体がある。気体で、他の物質に吸着されにくい性質もあるため、岩のすき間から地上に出てくる可能性があるとされる。』

事前に中国へ連絡のあった核実験の規模は4キロトンであったと聞いたことがあったような、なかったような...でも地震の規模から推定すると1キロトン程度であったようです。ここで、核実験においては1キロトン程度の小さな爆発を起こすのは実は非常に難しいとのことです。恐らく、当初予定していた爆発の規模は4キロトンであったが、起爆が一部うまく行かず1キロトン相当の爆発で終わってしまったというのが真相なのではないかという見方がでてきています。

よって、核実験は行われた。しかし、予定した規模のものを得ることができなかった。そして、北朝鮮の核爆弾の技術は「発展途上」であるということであると思います。でも、それでも恐ろしいことですね....

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