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2006年9月14日 (木)

イソゾールという薬

2006年9月14日 晴れ
久しぶりに、「秋晴れ」でした。

小児のけいれん重積状態(注1)でも使用する可能性のあるくすり、イソゾール(サイアミラール)での事故です。全身麻酔の導入などに使用されることの多いくすりです。この薬の副作用として「気管支喘息の発作を悪化あるいは重症の発作を惹起する可能性がある」というものがあります。使用する場合は、その患者さんに「気管支喘息の既往がないか?」を聞く必要があります。

(注1)けいれん重積状態:けいれんが止まらない状態。呼吸や循環に悪影響を及ぼし、けいれんのコントロールができない場合は死に至る場合もある。

中絶手術で過失 院長を書類送検 福岡西署(西日本新聞)

『福岡西署は14日、人工中絶手術の際、適切な処置を怠って女性を死亡させたとして、業務上過失致死容疑で、福岡市西区の男の産婦人科医院長(83)を書類送検した。院長は過失を認めているという。
 調べでは、院長は昨年8月25日、人工中絶手術に訪れた同区内の女性=当時(22)=に気管支ぜんそくの既往症があったにもかかわらず確認を怠り、ぜんそくの発作を誘発する恐れのある麻酔薬「イソゾール」を投与、経過観察も怠り、死亡させた疑い。』

83歳という高齢の医師です。通常であれば、すでにリタイヤされているものと思われますが....。言葉がありません....。

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