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2006年9月 3日 (日)

医療のことを考える方々

2006年9月3日 晴れ

今日は日直です。午前中はまあまあの受診数でした。

さて、このような記事が...

医療・保障、格差社会を考える 京で「議員フォーラム」 (京都新聞)

『 「小泉構造改革」後の医療・社会保障や、格差社会について考える「議員フォーラム」が2日、京都会館(京都市左京区)で開かれた。坂口力・元厚生労働大臣ら、医療に詳しい与野党の国会議員6人が、高齢者への医療制度改革の問題や、国民皆保険制度の危機について話し合った。 京都府保険医協会と府歯科保険医協会の主催で、医師や障害者ら約600人が参加。京都市の病院経営者が「医療制度改革で減収が見込まれ、療養病床を廃止した。看護師も不足し、地域医療が崩壊する」と訴えた。 京都府精華町の福祉担当の職員は、高齢者福祉が切りつめられている現状を「窓口に来たお年寄りに、『国で決まったことですので』といわざるをえず、はがゆい」と苦悩を語り、全身の筋肉が動かなくなる最重度障害者の橋本操・日本ALS協会会長は、意思伝達装置を通じ「家族は365日24時間患者に拘束されている。医療依存度の高い障害者を地域社会がどう受け入れるのか」とコメントした。 丹羽雄哉議員(自民)は「財政諮問会議で医療費の総額抑制が話し合われ、率直に言ってつらい。療養病床削減は大きな問題と認識している」と答えた。また仙石由人議員(民主)は「厚労省の政策は現場を知らず、検証もない。保険局の財政的な発想では、介護難民を生む恐れがあり心配」と述べた。』

仙石議員は先の「福島県立大野病院事件」の折にも、「この事件は後になり、検察が起こした事件と認識されるようになるだろう」との言葉を国会の場で言ってのけた方です。厚生労働省の役人さんたちは、現場を知らず、検証もなく、机上の論理を推し進めている。という認識は現在の医療者の心情に近いのではないかと思います。

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コメント

はじめまして。befuさんのブログ、いつも静かに読ませてもらってます。医療崩壊が加速し、疲弊した介護者による被介護者の殺人も発生し、介護崩壊も加速しています。弱者への皺寄せが著しく、暗澹たる気持ちになります。身近に出来ることは、目の前の患者をしっかりと診て治療することと「単純化」しないと崩れそうですね。やはり一度焼野原しかないのかと感じます。この日本はどこへ漂泊していくのでしょうか。つまらないコメントですみません。ときどきお邪魔させてください。

投稿: 四半世紀勤務医 | 2006年9月 3日 (日) 17時24分

四半世紀勤務医さま
コメントありがとうございました。

<この日本はどこへ漂泊していくのでしょうか。
その御気持ち、共感できます。

今の状況では、なかなか未来に明るいものを見いだすことはできませんね。「でも、いま自分の前にいる患者さんは、自分を頼ってきている。それに対しては、精一杯真摯に対応する。」それだけは、忘れないようにしています。

投稿: befu | 2006年9月 3日 (日) 21時04分

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