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2006年8月22日 (火)

民営化へ....

2006年8月22日 晴れ
昨日は結局、6人当直帯に入院。午前4時ごろ寝たのですが、7時になり「急性腹症にて救急車入ります。」とのこと....その方も入院となりました。

さて、今日は福岡県での話題。近くということもあり、以前より気にしてみていました。

全県立の全病院を民営化へ 福岡、財政悪化が影響(産經新聞)

『福岡県は平成19年4月から県立病院すべてを民営化する。恒常的な赤字による財政悪化が理由で、同県によると全病院民営化は全国で初めて。ただ、自治体病院の在り方として疑問を指摘する関係者もいる。
 県立病院は柳川、嘉穂、朝倉、遠賀、太宰府の5病院あった。朝倉、遠賀、太宰府の3病院は17年4月にすでに地元医師会など民間に移譲しており、残る2病院の民営化に向け、移譲先の選定を進めている。
 同県は5年から県立病院の経営改革に取り組んでおり、非診療部門の民間委託や職員定数の削減などを実施したが、赤字体質から脱却できなかった。
 県担当者は、大学病院が拡充されるなど医療提供体制が充実し、県立病院の役割が希薄化しつつあることも民営化の要因だとしている。
 全国自治体病院協議会によると、10年から18年までに民間移譲された自治体病院は全国で16病院あり、検討中も4病院に上るという。
 同協議会長の小山田恵岩手県立病院名誉院長は「自治体病院は地域のニーズでできた病院。民営化すると経営が主となり、医療の質が保てるか確証はない」と懸念する。
 さらに「すべてを民間移譲する福岡県の例は残念だ。住民が求める医療を提供できていなかったのだろう。自治体病院は住民とコミュニケーションをとりながら運営する姿勢が必要だ」と指摘した。』

福岡県には、4つの医学部をもつ大学があり、ナショナルセンターもあり、そして麻生飯塚病院という麻生セメントが持つ病院もあります。このような状況の中で、「県立の病院は不要である。」と烙印を押されてしまったのでしょう....
公立病院が民営化されれば、それまでやってきた政策医療は捨てられていきます。住民のうち少なくとも一部は政策医療の恩恵を受けていたと思いますが、民営化の後には不採算医療は切り捨てられることになるのではないかと考えます。その時になって、県立病院の本当の意味の恩恵を知ることとなるのでしょうか?

考え過ぎとは思いますが....現外務大臣で今回自民党総裁に立候補した麻生太郎氏は麻生グループの社長であった時期がありました。→麻生の沿革
また、現福岡県知事の麻生渡氏は麻生太郎氏の血のつながりはないが、従兄弟にあたるとのこと。県立病院が民営化されるのは容認できたのかもしれないとも感じ取れます。考え過ぎですね...(笑)

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