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2006年7月21日 (金)

はじまりました。

2006年7月21日 雨
福島県立大野病院産婦人科医不当逮捕事件に関連して動きです。

<帝王切開死亡事故>第1回公判前整理手続き行う 福島地裁(毎日新聞)

『福島県立大野病院で帝王切開手術中に女性(当時29歳)が死亡した医療事故で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた同病院の産婦人科医、加藤克彦被告(38)の第1回公判前整理手続きが21日、福島地裁で行われた。弁護側は、無罪を主張する方針を示した。初公判は10月ごろの見込みという。』

いよいよ始まりました。「無罪となって欲しい」と願います。

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コメント

トラックバックさせていただきました。本邦において、医療事故や医療過誤が刑事事件としての立場から司法界が責任を判断するのか、医学の向上を最終目的に医療界が自ら判断すべきであるのかのどちらかの方向性を示す試金石となる裁判のひとつです。もちろん私の事件もそのひとつです。がんばりたいと思います。

投稿: 紫色の顔の友達を助けたい | 2006年7月22日 (土) 00時44分

司法の場において真実が明らかにされるという言葉は良く用いられます。まったくの嘘ではありませんが、文字通り受け取れない側面も多々あります。

司法、とくに訴訟の場は純粋の争いです。被告、原告の双方が有罪、無罪を激しく争います。そのためには合法的とされるあらゆる手段が行使されます。いわゆる法廷戦術です。

その中には原告被告のどちらもが自らが有利になる証拠を出来るだけ提示し、逆に不利になる証拠を出来るだけ押さえ込みます。

つまり訴訟の場は被告原告の双方が真実を追及する場と言うより、有罪無罪を訴訟ルールの枠内で争う場であると言った方が相応しい場合があると言う事です。

とくに被告は自らが不利になる証拠を積極的に提示する必要はないとされます。有名なのは黙秘権で、検察側は質問する権利を有していますが、被告はその回答を拒否する権利があると言う事です。

従って結審したからと言ってすべての真実が解き明かされるわけではありません。解き明かされる時もあるかもしれませんが、必ずしもそういう事を追及している場では無いという事です。

だからこそ列車事故や航空事故、海難事故などは当事者が不利な証言を隠さないような第3者調査機関を設けています。あらゆる事実を明らかにして、今後の事故の防止に努めるためです。これは司法の場では重要な事実が隠されてしまうことを懸念してのものだと考えます。

ただし医療はそういう扱いにはしたくないようですし、医療のみは司法で「なぜか」真実がすべて明らかにされると誰も信じて疑わないようです。

投稿: Yosyan | 2006年7月22日 (土) 10時48分

こんばんは

紫色の顔の友達を助けたい 先生
Yosyan 先生

タイムリーで鋭いコメントをありがとうございます。お二人に同時にレスする愚をお許しください。

医療過誤を刑事的に処罰することの副反応ですね...お二人のコメントは非常にわかりやすい説明になると思います。いずれ、お二人のコメントを参照させていただき、医療過誤を刑事的に処罰することの問題点を記事にしたいと思います。

ありがとうございました。

投稿: befu | 2006年7月23日 (日) 01時25分

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