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2006年7月 3日 (月)

看護師さんの業務量

2006年7月3日 晴れのち雨
暑い一日でした。外来はエアコンなしではいられない状態でした....

さて、以前に拙ブログ:多忙による影響として看護師さんの業務量が増加し、それがミスを導いているかもしれないとの記事を書きました。

そして、最近の記事でも看護職員の業務量、7割が増えた 京都医療労組連が実態調査(京都新聞)で同様の問題が取り上げられています。

その中で、『京都医療労働組合連合会はこのほど、京都府内の組合員の看護職員を対象にした労働実態調査で、業務量が増えたとの回答が約7割と、5年前の前回調査より20ポイント近く上昇したとする調査報告を発表した。過去3年間に医療ミスやヒヤリとした「ニアミス」の経験者は9割近くに上り、看護現場の厳しい状況が浮き彫りになっている。』との記載があり、看護師さんの多忙さと、医療ミスやニアミスとの間に関連を示唆する内容です。

また、『「十分な看護が提供できているか」との問いには「できていない」が65・7%(同55・6%)と上昇。理由の上位には人員不足や業務過密が並んだ。また、医療事故が起きる原因についての問いには、「医療現場の忙しさ」が86・7%で突出。「交代制勤務による疲労」が39%、「看護の知識や技術の未熟さ」は38・6%だった。』とも記されています。

私の勤務する病院でも、いつも看護師さんは走り回っている状態です。一人一人の患者さんに充分時間をとって、看護を提供したいと思っても、日常業務はそれを許してくれないように感じます。欧米に比較すると、病院の1ベッドあたりの病院職員数は約1/5であるとされていますが、これは確実に医療現場へ影響していると感じます。

ここから先は私見ですが、医療ミスはその行為を施行した医療者の技術不足などにより起こることもありますが、その上級者がしっかりと監督できるような、少しのゆとりがあれば、かなりの数の「技術不足」によるミス、事故を防ぐこともできるのではないか?とも思っています。医療者の平均収入を上げるのではなく、患者さん一人に関連する医療者の数を増やすために、医療費が若干の伸びを示すことは必要なことではないか?そう、思えます。

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