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2006年6月25日 (日)

医療現場の人員

2006年6月25日 雨時々雷雨
今日は、地域の輪番でした。私のいる病院も他にもれず医師不足で、日直当直もギリギリ回しているような状態です。そして、小児科の輪番の日は、小児科医が全館の日直をするという事になっています。

朝から、高齢者で「嘔吐下痢」との触れ込みで救急搬入がありましたが、ついた途端に心肺停止となり、心電図モニターにて心室細動を確認し電気的除細動にて心拍を取り戻しました。ついで呼吸が弱いため気管内挿管し、頭部CTなどが終わって病棟へ。循環器内科の先生に出勤していただいて、以後、お願いしました。(感謝!)

さて、こんな記事が...群大病院:「象牙の塔ではない」 報道関係者に院内見学会 /群馬(毎日新聞)

この中で、『見学会後、森下院長は「日本の医療現場は欧米に比べ15〜20%の人員で担われている。これでは医療事故はなくならない」と、実情を説明。「この厳しい状態を少しでも理解してもらいたい」と訴えた。』との記述がありますが...これはその通りかもしれません...

私の先輩で、現在アメリカのフィラデルフィアで臨床医をされている方がいます。この方の講演をうちの病院でしていただいたことがあるのですが...その時に「病院職員の人数を1ベッドあたりで比較すると恐らく5倍程度のひらきがある。」とのことをいわれていました。この記事の数字もだいたい、その程度をいっています。厚生労働省はこの数字をどうとらえるのでしょうか??

追記です。朝の患者さんは結局、心筋梗塞でした。時々ですが、胸痛ではなく、吐き気や嘔吐などの症状が前面にたって発症する事があります。(いままで、数例このような患者さんを経験しました....)

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