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2006年4月 5日 (水)

要望書を送付

2006年4月5日 雨のち晴れ

一度、御紹介しました、『新小児科医のつぶやき』のコメントに付しました『周産期医療の崩壊をくい止める会』への要望書をメールにて事務局に送付しました。

以下の内容となります。

周産期医療の崩壊をくい止める会 御中

こんばんは

           ◯●病院小児科にて一人医長をしています
           ◯×◎●と申します。

今回の産婦人科医不当逮捕の件につきましては、我々実際に地域
医療を担当している臨床医にとって大きな危機と考え、逮捕された
先生の早期釈放と真相究明のため、ささやかながら一つの署名を
させていただきました。

そして、全国の医療者その他から得られた志は大きな社会運動となり
世論を動かしつつあることを大変嬉しく、少し安堵した気持ちで
見守っております。

さて、今回の事件の根本は『医療事故を司法の手で裁く』という、
先進国では余り例をみない医療紛争処理システムにあると考えて
おります。国会でも話題がでておりましたが、早急に医療事故を
検討する第3者機関の創設が必要と考えますが、その設立には大変
な困難が予想されます。

また、現在の『医師→悪者』というようなマスコミの風潮や、医療費
削減のみを目標に動く官僚サイドを考え合わせますと、医師側から
医療事故を検証する団体(もちろん、第3者として法曹界、一般
の方を入れる必要があります)が必要でこれも早急に作り上げる
べきと考えます。

貴会のHPにも相互リンクされています『新小児科医のつぶやき』
というblogサイトにも同様な団体について書かれておりますが....
ここで結集した医師のチカラを学会にまで高めて、個々の医療事故
や医療紛争事例に対して検証し、過失があるのかどうか?
予防するためにどういった事を行えばよいのか?など答えを出す
ことを続けまして、将来的に第3者機関の礎とすることがよいの
ではと考えます。

ただ、学会を作るとなるといろいろな困難が予想され、設立の母体
をどうするか?発起人にはやはりbig nameが必要であろう。との
考えから、現時点でその学会を作るチカラを持っているのは、高久
先生、黒川先生を引き出した貴会以外にはないと『新小児科医の
つぶやき』のYosyanさまにオススメしたところであります。

このような大きな活動となり、御多忙のところとは存じますが、
どうか御一考いただけますよう、お願いいたします。

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コメント

いやぁ格調高い要望書で、私が片手間に書いた要望書とは桁が違うのでお恥ずかしいばかりです。こんな事ならこれを写したら良かったと後悔しています。

うちのブログは福島の事件以来、医療危機ネタをほぼ続けていますが、正直くたびれてきました。危機感はあるのですが、そうそう毎日ヒトを唸らせるような話が書ける訳も無く、出来の悪い日はツッコミが厳しいしで頭の痛いところです。

いろいろ話を書いて痛感するのは、最終的には、現場の医者の声をダイレクトに反映する機関の必要性です。結局どう話を展開しても結論がそこに収束する様な気がします。

様々な経緯により医者が背負ってきた幾つもの矛盾があります。医者は歯を食いしばって耐えてきたと思います。しかし医者が背負ってきた矛盾の重さは誰も気づいてくれないのです。

押し潰されそうになってようやく声が上がっています。この声をしっかり受け止めないと、先達たちが営々と築き上げてきた日本の医療は瓦解します。

福島の事件が線香花火にならない事を願って止みません。

投稿: Yosyan | 2006年4月 6日 (木) 13時17分

Yosyanさま
こんにちは

コメントありがとうございます。分不相応なお褒めを頂き申し訳ありません...何とぞ、今後とも宜しくお願い申し上げます。

投稿: befu | 2006年4月 6日 (木) 17時23分

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